タイトル

アオカナブン Rhomborrhina unicolor


 カナブンなんて子供たちにとって見れば糞のような存在。やはりお目
当ては、カブトムシやクワガタムシなのだ。でも、同じカナブンでも、
このアオカナブンだけは見つけるとちょっと得した気分にいなる。理由
は一目瞭然。ほかの昆虫にはないエメラルドの輝き。タマムシにも勝る
とも劣らない雰囲気だ。しかも、普通のカナブンに比べて数も少な目。
でも、カナブンだから採って帰ることはないんだけれどね…(笑)。雑
木林が減りつつある現在では、そんな身近な昆虫でも貴重な存在になっ
てしまうのかもしれない。それよりは、日の目を見ることがなくても、
気ままに平和に暮らせる雑木林が残った方が、彼らには幸せなはずだ。

(画像:2002.7/13)

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