ぷかぷかの実7

でも、長い旅をしてやっとどこかの海岸にたどり着いても、
みんながみんな育てるわけじゃありません。 どうしてって?
流れ着いた場所は、必ずしも成長によいとは限らないのです。
植物にとって、浜辺や岩場はあまりにも厳しい環境。
それよりも奥の、栄養のある地面までたどり着けた種子だけが、
育つ権利を得ることができるのです。
でも、大きくて立派な木に育って
自分の種子を実らせるまでには、
まだまだ、いくつもの厳しい試練が待っています。


黄金崎ヤシ ニッパヤシ
(左)西伊豆・黄金崎の海岸にたどり着いたココヤシ。大きく壊れて穴が開いて
 開いています。こんな運命の種子も多いのです。  (右)浜辺で芽を出した
 ニッパヤシの種子。けれど、このままでは枯れてしまう運命です。浜辺より奥
 の塩分の少ない湿地までたどり着かないと育つことはできないのです。   

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From Sea Side