タイトル

エビネ Calanthe discolor


 園芸植物としても非常に人気の高いランで、その影響で盗掘の被害に
遭うことも多く、各地で姿を消している。だから僕の観察フィールドで
ほんのわずか生き残っているのを発見したときは、正直とても驚いた。
それでも数は非常に少なく、生育環境もけっしてよいとは言えず、まさ
に風前の灯火といった感じ。自分の楽しみだけに固執するのではなく、
自然環境そのままを残して、本来あるべき姿を楽しむ。そんな気持ちに
はなれないものなのか?盗掘するような連中は、幼女を誘拐・監禁する
変態と変わらないぜ。 エビネの花はちょうどGW連休の頃に咲く。

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