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神奈川県南部の雑木林で、気軽に見ることができるシジミチョウの仲
間は、別ページで紹介しているアカシジミ、ミズイロオナガシジミと、
このムラサキシジミではないだろうか。これらの幼虫は雑木林の主要樹
木であるコナラやクヌギなどを食草としているのだ。写真の個体はメス
で、ちょうどクヌギの葉に産卵しているところ。撮影時期は夏だけど、
ムラサキシジミは成虫越冬するので、キタテハなどと同様に早春から姿
を見せてくれる。葉の上で紫色が美しい羽を広げて日光浴をする姿を見
かけると、春が来た喜びを一層強く感じてしまうんだなぁ。
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