タイトル

サイハイラン Cremastra appendiculata


 花の形が細長くて一風変わった姿をしているけれど、名前は花の形を
采配に見立てたのが由来。僕のとあるフィールドでは写真の株が唯一の
生き残り。風前の灯火どころか絶滅寸前なのだ。見事な花付きだけど、
花を咲かせたのは2年ぶり。前の年には花が咲かなかったし、2年前の
花付きはもっと貧弱だった。それでもなんとか生き延びて、数を増やし
てほしいもの(1株じゃ無理か…)。他のフィールドではエビネよりは
は出会う機会が多いようで、神奈川南部では5月の初めから半ばにかけ
て花が咲く。

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