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名前の通り、外来種、帰化植物のタンポポ。自家受粉が可能で繁殖力
が強く、人の手の入った環境にはいち早く進出する。在来種との見た目
の大きな違いは、萼片が反り返ること。はるか昔の学生時代、このセイ
ヨウタンポポと在来タンポポの分歩状況から環境の自然度を調べる「タ
ンポポ調査」なるものをやったことがある。つまり、繁殖力の強いセイ
ヨウタンポポが見られる場所は、人の手が入った（可能性のある）場所
で、本来の自然から変わっている…ということだ。地図を数十メートル
のメッシュに区切り、線の交差点のタンポポをチェックする。なんだか
とっても大変だった記憶しかないのだけれど、あのような経験をしたか
らこそ、身近な自然に目がいくようになったのかな…とも思うのだ。
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