タイトル

ユキノシタ Calanthe discolor


 逗子・鎌倉、三浦あたりでは普通に見られ、庭先から道路の脇にまで
生えていることもある。もっとも、そう言う場合は園芸種が逃げだした
のか本来の自生なのか、疑いの目で見てしまうのだけど…。葉は根生葉
で厚みのある腎円形。特徴的なので一度見たら忘れないだろう。火傷の
薬草になったり、山菜として天ぷらにして食べたりもできる。花茎は長
く華奢で、そこにまばらに小さな花を咲かせる。少しでも風が吹いたら
ユラユラするので撮影者泣かせだ。花は「大」の字のような「火」の字
のような形で、花弁には笑顔のような模様があって可愛い。     

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