タイトル

テリハボク Calophyllum inophyllum


 ほぼ球形をした種子で、固い木質の殻を持っている。沖縄の屋敷林や
防風林などによく植えられているフクギの仲間で、もともと日本には分
布していないけれど、フクギと同じような用途に使われるほか、野生化
もしている。漂着種子としても沖縄ではごくふつうに見られるものなの
で、その中には本来の分布地より漂流してきて、定着したものがあるか
も。種子はよく水に浮くため本州にも多数漂着していて、僕の地元・神
奈川県でも台風通過の後に漂着した種子を拾っている。       

タイトル
                    漂着状態(フィジー)日本産よりも一回り大粒。

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         結実(左:街路樹として植えられたもの。西表島) 花(自然植生 西表島)

拾得地:沖縄県西表島のほか、茨城県波崎町
神奈川県葉山町、鎌倉市         

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